- 概念図(がいねんず)
- 屋根線と水線を基本にして、簡略化して描いた地図の一種。
- ガス
- 霧のこと。山の下から見ると雲。
- 肩
- 山頂より一段低いところにある平坦なところ。
- カヤト
- ススキなどの大型イネ科植物が生えている草地。笹原をカヤトと呼ぶこともある。
- カラビナ
- 岩登り用の登攀用具。金属性の小型の輪で、ロープなどを繋ぐ。
- 空身(からみ)
- バックパック等の荷物を持たないこと。
- カール
- 氷河によって削られた半円形の谷のこと。中央アルプス千畳敷カールは、約2万年前の氷河に侵食されて形成されたといわれている。
- 観天望気(かんてんぼうき)
- 雲の形や風、空模様などの自然現象や生物の行動の様子を見て天気を予想すること。
- ガレ場
- 崩落や堆積などで、石がゴロゴロと転がっている場所。乗ると崩れたり、傾く浮石などがあり、不安定な足場になっているので、通過には注意が必要。
- 灌木(かんぼく)
- 喬木(きょうぼく、高木のこと)に対していう低木。人間の背丈以下くらいの樹林。
- 岩稜(がんりょう)
- 急峻な岩尾根のこと。
- キジうち
- 山での排泄行為を指す隠語。女性の場合は「お花摘み」ともいう。「大キジ」「小キジ」「キジ場」「キジ紙」など派生語が多い。
- キックステップ
- 雪の斜面を歩く時に、雪に足を蹴りこむこと。
- 機能性タイツ
- 段階的な着圧によって血流を促したり、関節や筋肉をサポートするタイツで、用途によって使い分ける。運動後の疲労回復を促すために作られているものもある。
- 吸湿
- 水分や湿気を吸い取ること。インナーなどの機能によくみられる。
- 急登(きゅうとう)
- 急な登り道。地図上で等高線が詰まった箇所や標高差のあるルートをいう。「きゅうと」とも読む。
- キレット
- 稜線の一部が急激に切れ落ちて鞍部になっている場所のこと。「切戸」と漢字で表すこともある。
- 草付
- 崩壊地や雪崩跡に見られる草の生えた斜面。数センチ~1m程度の丈の低い草におおわれ、濡れているときはとくに滑りやすい。
- 草紅葉(くさもみじ)
- 秋に湿原や草原が紅葉すること。また色づいた草のこと。山が色づく時期より少し早めに見られる。
- クサリ場
- 転倒や滑落の危険があるような岩場で、登山者が掴まって安全に通過できるように、ルート上に鎖やワイヤーを固定して張ったり垂らしたりしてある場所。
- グースダウン&EXグースダウン
- グースダウンは、天然中綿素材の代表ダウン。天然素材であることから、品質を見分けることは極めて困難です。原料であるグースダウンの汚れを丁寧に取って洗毛し、特にちりを取る工程を念入りに行いアレルギー性の問題を解消。 EXグースダウンは、徹底した品質管理のもと作りだされる900フィルパワー、800フィルパワーの超高品質ダウンです。わずかな綿量でも優れた保温性を発揮するため、軽量・コンパクト性に優れたウエアを生み出します。
- クリマプラス® 100
- 運動性と快適性を併せ持ち、さまざまな場面で活躍する薄手のフリース素材です。伸縮性に優れる編み糸を使用しているため、運動量の多い場面でも体の動きにしなやかに追従します。繊維間に暖かな空気を多く蓄えながらも、ウエア内にこもりがちな空気や汗の水蒸気は素早く放出する通気性を備えているため、ドライで快適な着心地が持続します。「クリマプラス®100」はモンベルのオリジナル製品です。
- クリマプラス® 200
- 保温性の高い中間着として活躍する中厚手のフリース素材です。適度なボリューム感を持ち、細かく密集した繊維の間に暖かな空気を多く蓄えるため、軽量ながら高い保温性を備えます。伸縮性や通気性も併せ持ち、モンベルのフリース素材の中で最もスタンダードな素材として、中間着やアウター、帽子からマフラーまで幅広く採用されています。「クリマプラス®200」はモンベルのオリジナル製品です。
- 軽アイゼン
- アイゼン(登山靴の底につける氷雪上での滑り止め道具)のなかでも、爪が4~6本のもので、おもに夏山の雪渓用か、冬の低山で使用。
- ゲイター
- 膝下から足首を覆うカバーのこと。泥や雪がブーツに入らないようにしたり、パンツの裾が汚れないようにするためのもの。「スパッツ」ともいう。
- 携帯トイレ
- 排泄物を持ち帰るための小型の容器。山での、し尿問題解決のために持ち歩きたい。
- 経年劣化(けいねんれっか)
- 使用頻度に関わらず、年月と共に強度が低下すること。登山靴ソールの剥離の原因となる。
- けもの道
- 山に住む、シカやイノシシなどの動物が使う自然にできた踏み跡(小道)。
- ケルン
- 頂上や登山道、分岐点などを示すための石山。先に登った登山者が後から登る人のために、石を積み上げている。遭難者を弔った碑の場合もある。
- 高山植物
- 一般的には、森林限界より高い場所に生息している植物のこと。強風.低温など過酷な環境でも美しく可憐な花を咲かせるので、高山植物を目当てで山行する人も多い。
- 高山病
- 一般的に2500m以上の高所で、頭痛や吐き気、疲労、めまいなどの症状が出ること。放置すると症状が悪化するため、早めの下山が必要。
- コースタイム
- 登山コースの標準的な所要時間。ガイドブックや登山地図によって基準は異なる。
- コーデュラ®
- インビスタ社のコーデュラ®は、引き裂き・破裂・摩擦強度に優れた高耐久性素材です。一般的なナイロンの7倍もの強度を実現し、光沢を抑えた落ち着いた風合いです。
- ご来光
- 山並みの間や、雲間から太陽が昇る様子をうやまっていう語。
- コンパス
- 方位磁石のこと。コンパスの針は真北ではなく磁北を指す。
- 光電子®
- 特殊セラミックスの働きで、体が発する遠赤外線のエネルギーを利用して体の芯まで温めるハイテク繊維。様々な素材にミックスして使用することで、効果的な保温効果を発揮します。また、汗など水分の蒸散性、速乾性を向上させる機能もあります。
- 小槍(こやり)
- 北アルプスの槍ヶ岳にある岩峰。山の歌「アルプス一万尺」の歌詞、「アルプス一万尺、小槍の上で」のフレーズで知られている。登るには高度な登攀技術が必要。
- 光電子®ダウン
- 遠赤外線効果による体の心から暖かい保温持続性を付加しロフト感に優れる天然ダウン使用で軽量でコンパクト。光電子®ファイバーに含まれる特殊セラミックスの遠赤外線効果により、身体の心から温かい保温性と持続性を発揮。水分子を細かくする輻射エネルギーの働きによる優れた速乾性をもつ。
- 光電子®プリマロフト®
- 超軽量の中綿素材「プリマロフト®」と光電子®ファイバーを組み合わせた高機能な中綿です。柔らかくしなやかでふんわりとした感じがあり、とても軽いのが特長。撥水性に優れているので濡れても水をはじき、保温性を損なうことがありません。登山やウォーキングをはじめ、活動的なスポーツで汗をかいても、保温性はそのままにドライで快適なウェア内環境を提供します。
- 光電子PRO DOWN
- 高品質のダウンに遠赤外線効果のある光電子®をミックス。快適な保温性が持続する。撥水加工を施し、濡れても保温性が低下しない。
- 行動食
- 登山やトレイルランなどの行動中に栄養補給のために食べるもの。カロリーが高いもので、携帯しやすく、歩きながらでも食べやすいものが好まれる。
- コンパス
- 方位磁針のこと。コンパスの針は真北ではなく磁北を指す。
- 〇合目
- 登山口から山頂までの道のりを10で分割したときの区切り。わかりやすい目印を「〇合目」としていることもあり、均等に分割されていない場合もある。
- コットン
- コットン(綿)は、衣料素材としての歴史も古く、天然素材の中で最も多く使用されています。綿の繊維は、白く開いた花のように見えることから綿花と呼ばれますが、正確には種子に生える種子毛で、心地よい肌ざわりが一番の特徴です。 細くてしなやかな長繊維から、太く弾力性に富んだ短繊維まで種類が豊富です。
- コッヘル
- 携帯用の小型調理器具。語源はドイツ語で「コッフェル」。「コッヒェル」ともいう。円筒形で、側面に沿うように折りたたむ取っ手が付いている場合が多い。
- コル
- ピークとピークを結ぶ稜線上で最も標高が低くなっている場所。「鞍部」ともいう。
- コンバーチブルパンツ
- ジッパーによってロングパンツの丈を取り外し、長さを調節することができるパンツ。「ジップオフパンツ」ともいう。