- ナイフエッジ
- ナイフの刃のように鋭く切り立った岩や雪の稜線。ナイフリッジは和製英語だが同じ意味。
- マキシフレッシュプラス
- 加齢臭の臭気成分であるノネナールを79%消臭し、汗のニオイ成分であるアンモニア臭や酢酸、イソ吉草酸も強力に消臭。また、臭いのもととなる雑菌の繁殖を抑える抗菌性があり、この消臭・抗菌機能は洗濯を繰り返しても保持されます。
- 巻く
- 通過困難な場所やピークを迂回すること。迂回路を巻き道という。沢登りなどの際に滝やゴルジュを避けて、山腹に一度上がってから下降することを高巻きという。
- ハイドレーション
- ウォーターバッグからつながるチューブにより、歩きながら水分を補給する方法。
- HyVent-D (ハイベント-ディー)
- ナイロン素材の肌面に施したメッシュ状の特殊コーティングによって、ドライな肌触りを実現した2.5層の防水透湿性素材。3層や2層素材と比べて、やわらかで軽量、そしてコンパクトなのが特徴です。「ハイベント」はザ・ノース・フェイスのオリジナル製品です。
- バックカントリー
- 直訳すると「裏山」。スノーアクティビティの世界では、人があまり入ることのない、自然のままのエリアやフィールドのことをいう。
- パッキング
- 荷物をザックに詰めること。
- ライトウエイト
- 軽量なこと。テント泊の登山などで衣食住のすべてを持ち運ぶ場合は、荷物の軽量化で体の負担を減らす。山道具を軽くすることが重要な要素のひとつと考えられている。
- サイト
- キャンプをする際にテントを張る場所。一つひとつのサイトが区切られている「区画サイト」、決められたエリア内ならどこでも張って良い「フリーサイト」がある。
- ザックカバー
- ザックにかける雨よけのこと。
- サコッシュ
- ハイキングやトレッキングに使用する、軽量のショルダーバッグ。行動食や地図、カメラ、貴重品などを入れておくと、バックパックを下ろさずに簡単に取り出すことができるため便利。ポケットが多く仕分けしやすいもの、生地が薄くシンプルで軽量化されたものなど、種類もさまざま。
- サブコース
- 本コースに対する副コース。天候や体調の変化を見て臨機応変に対応するため事前に考えておく。
- サポートウェア
- 機能性タイツに代表される、体の動きをサポートする役割を持つウェアのこと。
- 体感温度
- 温度計で測定される気温とは別で、体に直接感じる温度のこと。体が濡れていたり強風が吹くことで下がり、風速1mにつき体感温度は1℃程下がる。
- 脱水症
- 汗のかき過ぎや水分摂取が足りずに、体内の水分が少なくなってしまう症状。足がつったり、脱力感などの症状がでることもある。脳梗塞の原因にもなる。
- ダイニーマ®
- しなやかで水に浮くほど軽い高強力ポリエチレン繊維。ケブラー®よりも引っ張り強度が高く、耐摩耗性や耐候性などにも優れます。スリングなどに使用しています。 他の素材に補強として交織され、軽量性を追求したバックオアックのライトウェイト・シリーズなどにも使用しています。
- ダッチオーブン
- 鋳鉄製の鍋。厚く蓋が重いので、保温性に優れ、煮込み料理やローストに向いている。キャンプ料理に欠かせない調理器具。
- タープ
- 日よけ、雨よけのナイロンシート。テントを張る場所が限られる沢登りなどでは、小型のタープだけを持っていくこともある。大型のものはキャンプなどで使われる。
- 概念図(がいねんず)
- 屋根線と水線を基本にして、簡略化して描いた地図の一種。
- ガス
- 霧のこと。山の下から見ると雲。
- 肩
- 山頂より一段低いところにある平坦なところ。
- カヤト
- ススキなどの大型イネ科植物が生えている草地。笹原をカヤトと呼ぶこともある。
- カラビナ
- 岩登り用の登攀用具。金属性の小型の輪で、ロープなどを繋ぐ。
- 空身(からみ)
- バックパック等の荷物を持たないこと。
- アイゼン
- 靴底に装着する金属でできた爪。硬い雪や氷の上を歩くときに、滑り止めで使う。
- カール
- 氷河によって削られた半円形の谷のこと。中央アルプス千畳敷カールは、約2万年前の氷河に侵食されて形成されたといわれている。
- アウトドライ®
- 防水生地にシームシールする従来の製造技術が利用できない防水靴や手袋 そしてその他衣料用 部材に向けた革新的なイタリアの技術です。特許であるOutDryラミネーション技術により透湿防水膜は直接 靴や手袋の外層内面に接着され、水の浸入箇所は完全にシールされています。 外層と透湿防水膜は一つの構成体となっており、外層と透湿防水膜との間には隙間がありません。 降雨 湿潤状況下での重量増加が伴う水の浸入を塞ぎます。 透湿防水膜は高い透湿性を持ってます。 シームシーリング・テープを使用していないので100%透湿防水膜の透湿性能を発揮させる事ができます。 皮膚と透湿防水膜との間は, 充分な乾いた空気容積が維持されるので結露のリスクを軽減します。
- サーマルプロ光電子ハイブレス
- 【ポーラテック®サーマルプロ 光電子ハイブレス】温かさと圧縮性、通気性を最大化することで新しいレベルの断熱を実現。光電子®ファイバーに含まれる特殊セラミックスの遠赤外線効果による優れた保温性。グリッド構造を採用し高いロフトはそのままに、衣服内の水蒸気を素早く外部に放出。
- 赤テープ
- 登山道の目印に、立ち木などに付けられたビニールテープ。
- 落石
- 上から落ちてくる石。自然落石と人為的落石がある。落石を起こしたり、落ちてくるのを見かけたら「ラクっ!」と大声で叫んで周囲の人に知らせるのがマナー。
- ラッセル
- 雪山で、深雪をかき分けて歩くこと。
- リッジ
- 尾根や稜線のこと。
- 稜線(りょうせん)
- 山の峰から峰へ続く線。尾根。
- リングワンデルング
- 視界が悪い場所で道に迷い、歩いているうちにいつの間にか元の場所に戻ってきてしまうこと。霧や降雪、夜間行動などのときや、地形的な特徴がない場所で起こりやすい。
- 林道
- 車が通れることのできる広い山道。林業作業用の道や普通車が通れる道を。路面の未舗装.舗装は問わない。
- ルートファインディング
- 自分が進む正しい道や方向を見つけること。
- レイヤリング
- ベースレイヤー(アンダーウェア).ミドルレイヤー(フリースなど).アウター(透湿性防水素材ウェアなど)などを重ねて、さまざまな気候や状況に対応するようにウエアを着用すること。レイヤリングしたウエアをさまざまな気候や状況に応じて、こまめに着脱することで素材がもつ機能がより発揮され、より快適になる。
- やせ尾根
- 両側が鋭く切れ落ちた細い尾根。登山コースによっては馬の背.刃渡りなどと呼んでいる。
- ヤッホー
- 山頂で上げる声。近年は減ってはいるが日本の山では一般的な日本独特の文化。語源ははっきりしないが、ヨーロッパからもたらされたもの(ヨーデルなど)が変化していったという説がある。
- やぶこぎ
- 笹や雑草、低木などが茂ってなかなか前に進めない時に、手を使ってかき分けて前に進むこと。その姿が水を漕いでいるように見えるので、こう呼ばれている。
- 山の肩
- 山頂からやや下った稜線上にある場所で平らなところ。山頂を頭とした場合、肩として例えられる。
- 山屋(やまや)
- 登山愛好家.登山マニアなどのこと。「山ヤ」とも書く。沢登り愛好家を沢屋。岩登り愛好家を岩屋ということもある。
- 窓
- 急峻に切れ込む稜線。キレットの富山県側の呼び名。大窓、小窓、三ノ窓など。
- 肉刺(まめ)
- 靴ずれでできる水疱のこと。登山靴があっていない場合や、摩擦による高温や湿気などの原因によって起こる。皮膚が赤くなった時点で、保護パッドなどを貼って予防する。
- ミドルレイヤー
- ベースレイヤーとアウタージャケットの間に着用するウエア。フリースなどの保温性のあるものや透湿性が備わっているものがある。
- 水場(みずば)
- 登山道やその付近で、飲み水を確保できる場所。登山者や動物の排泄物で汚れている場合もあるので、飲む際は煮沸消毒するのが安全。季節によっては涸れることもある。
- バックパック
- 登山で使われる背負い袋。ザックのこと。
- 撥水機能
- 生地に施された水をはじく機能。生地に水よりも表面張力の小さな素材を付着させるなどして、水をはじく。しかし、撥水機能だけでは大雨の際に、水がしみ込んでしまう場合もある。
- 撥水ファスナー
- 雨や雪といった状況を想定し撥水加工によって防水性を高めたファスナー。ファスナー部からの水分の侵入に対応し 快適な衣服内をキープします。
- ハードシェル
- レインウエアとして兼用できる防水、撥水機能があるシェル。硬めの素材を使ったものが多い。