Outdoor Dictionary

home > アウトドア用語大辞典
  • あ
  • か
  • さ
  • た
  • な
  • は
  • ま
  • や
  • ら
  • わ
  • A-Z
テン場
テント場の略。テントの設営可能な場所。
踏み跡
人や動物が通ることによってついた跡。非常に不明瞭なものから、登山道と間違えるほどはっきりしたものまである。
透湿性
ウエア内の蒸れ(水蒸気)を放出する性能のことを言い、生地が24時間に放出した水分量(g/m²/24hrs)で表します。
プリマロフト®
ダウンと同等の保温性を持ち、撥水性が極めて高く、ウェット時にも保温性能を維持する高機能中綿素材です。ダウンのようにソフトで高いロフトを備えています。裏地を直接らラミネーションすることで、従来のジャケットと比較して、より軽量化が図れ、コールドスポットの発生を防止することが可能です。
熱中症
体温が激しく上昇し(40℃以上)、通常の身体反応で体温調節ができなくなる重度の高体温疾患。死亡することもある。軽度のものは熱けいれん、中等度のものは熱疲労という。夏場の登山では服装の着脱による体温調節、水分補給などを心がける必要がある。
透湿性防水素材
雨具などで、雨などの水は内側に通さず、内側からの水蒸気は外に逃すような構造になっている素材。ゴアテックスが有名だが、各社からさまざまな素材が出ている。
登山届
入山から下山までの登山計画を記した書類。登山計画書や入山届けともいう。登山を始める前に、登山口や入山案内所などに設置されている登山ポストに投函する。登山届を提出することで、万が一遭難や事故などが起こった場合に、スムーズな捜索や救助要請に役立。オンラインで提出できる地域もある。
徒渉(としょう)
水流を徒歩で対岸に渡ること。飛び石で渡れる場所もあれば、腰くらいまで水に浸かることもある。水量は季節や天候によって大きく変わる。
根雪(ねゆき)
積もった雪が解けないうちに、さらに雪が降り積もって春まで消えずに地面を覆っていること。
トラバース
「横切る」の意味。山の斜面や岩場を直登するのではなく、水平方向に横へ移動すること。ピークへのアップダウンを避けて山腹を巻く場合も。
ヘッデン
ヘッドランプの俗称。ヘッド(頭)+電灯から。
プリマロフト®エコ
軽くて保温性が高いプリマロフト®は、ダウンに代わる素材として開発された高機能中綿素材です。やわらかなロフトを持ち、撥水性の高さから湿気や水濡れにも強く、保温性を維持します。この素材にリサイクルファイバーを混合させたのが、プリマロフト®エコ。軽くてソフト、高い保温力を発揮します。
ホワイトガソリン
登山用のコンロの燃料として使用する。白ガソリンともいう。車などに使用するガソリンと違い、より精製されているので、噴出部の目詰りや、ススの発生が少ない。登山道具店などで購入できる。
プリマロフト®スポーツ
抜群の保温力を誇り、撥水性が高く、ウェット時にも保温性能を大きく損なうことがない高機能中綿素材です。またダウン製品と異なりコールドスポットを防ぐこともできます。
ブロッケン
山で太陽の斜光線を背に受けたときに、正面の霧や雲に自分の姿が映し出される現象。ブロッケン現象ともいう。
ブリーズドライテック™
従来の防水透湿性ポリウレタン素材は、高い防水性を保持するために「水滴よりも小さく、水蒸気よりも大きい」微細な孔(穴)を持つポリウレタン膜(メンブレン)に、孔があいていない(無孔質)ポリウレタン樹脂をコーティングしていました。ブリーズドライテック™はモンベル独自の開発により、そのポリウレタン膜自体の孔をさらに細かく均一にすることに成功し、無孔質のポリウレタン・コーティングが不要となり、耐水圧を損なわずに通気透湿性をもった素材が誕生したのです。 また、ブリーズドライテック™は細かく均一な孔を持つポリウレタン膜のみで形成されているため、生地自体に通気性があり、体温の上昇を抑えます。これにより衣服内の蒸れを解消し、常に快適に保ちます。性能は耐水圧25,000mm、透湿性15,000g/m²・24hrs(JISL-1099B-1法)で、超耐久撥水性(洗濯20回以上)を実現しています。「ブリーズドライテック®」はモンベルのオリジナル製品です。
シュラフ
寝袋のこと。スリーピングバッグとも言う。中綿の種類には、ダウン(羽毛)と化繊がある。
分水嶺(ぶんすいれい)
雨水が、2つ以上の水系へ分かれて流れる境界になっている山のこと。異なる海域へ流れ込む水系を分ける山稜を大分水嶺という。
食害
虫や動物が植物などを食べることによっておこる被害。近年になって山では増えすぎたシカによる食害が問題視されている。
主稜線(しゅりょうせん)
稜線のなかでも山群の背骨というべき主要な山稜。
シングルバーナー
ガスやガソリンが燃料の携帯用コンロ。
森林限界
亜高山帯(針葉樹林帯)から高山帯(低木帯)に変わるエリア。森林限界を超えると低木が多くなり、風や太陽を遮るものがないので、必要となる装備も変わる。
スキレット
鋳鉄製の厚手のフライパン。重さと厚みがあるため、保温力がある。ダッチオーブンに比べ手軽に使える。
取りつく
尾根や岩場など、ルートの出だしとなる地点(取り付き点)から登り始めること。
トレイル
人や動物によって山中につけられた道、踏み跡。登山道を指すことが多い。トレースもほぼ同様の意味で使われる。
クリマプラス® 100
運動性と快適性を併せ持ち、さまざまな場面で活躍する薄手のフリース素材です。伸縮性に優れる編み糸を使用しているため、運動量の多い場面でも体の動きにしなやかに追従します。繊維間に暖かな空気を多く蓄えながらも、ウエア内にこもりがちな空気や汗の水蒸気は素早く放出する通気性を備えているため、ドライで快適な着心地が持続します。「クリマプラス®100」はモンベルのオリジナル製品です。
クリマプラス® 200
保温性の高い中間着として活躍する中厚手のフリース素材です。適度なボリューム感を持ち、細かく密集した繊維の間に暖かな空気を多く蓄えるため、軽量ながら高い保温性を備えます。伸縮性や通気性も併せ持ち、モンベルのフリース素材の中で最もスタンダードな素材として、中間着やアウター、帽子からマフラーまで幅広く採用されています。「クリマプラス®200」はモンベルのオリジナル製品です。
軽アイゼン
アイゼン(登山靴の底につける氷雪上での滑り止め道具)のなかでも、爪が4~6本のもので、おもに夏山の雪渓用か、冬の低山で使用。
ゲイター
膝下から足首を覆うカバーのこと。泥や雪がブーツに入らないようにしたり、パンツの裾が汚れないようにするためのもの。「スパッツ」ともいう。
携帯トイレ
排泄物を持ち帰るための小型の容器。山での、し尿問題解決のために持ち歩きたい。
スタッフバッグ
小物やウェアを収納するための袋。軽量で防水性のる生地で作られているものが良い。
経年劣化(けいねんれっか)
使用頻度に関わらず、年月と共に強度が低下すること。登山靴ソールの剥離の原因となる。
けもの道
山に住む、シカやイノシシなどの動物が使う自然にできた踏み跡(小道)。
ケルン
頂上や登山道、分岐点などを示すための石山。先に登った登山者が後から登る人のために、石を積み上げている。遭難者を弔った碑の場合もある。
高山植物
一般的には、森林限界より高い場所に生息している植物のこと。強風.低温など過酷な環境でも美しく可憐な花を咲かせるので、高山植物を目当てで山行する人も多い。
高山病
 一般的に2500m以上の高所で、頭痛や吐き気、疲労、めまいなどの症状が出ること。放置すると症状が悪化するため、早めの下山が必要。  
コースタイム
登山コースの標準的な所要時間。ガイドブックや登山地図によって基準は異なる。
コーデュラ®
インビスタ社のコーデュラ®は、引き裂き・破裂・摩擦強度に優れた高耐久性素材です。一般的なナイロンの7倍もの強度を実現し、光沢を抑えた落ち着いた風合いです。
ウインドシェル
ナイロンなどの薄い生地で作られた軽量なジャケットで、主に風を遮るために着用する。撥水加工されているものもある。
ご来光
山並みの間や、雲間から太陽が昇る様子をうやまっていう語。
ウィンドストッパー® ファブリクス
寒風や寒気をシャットアウトする万全の防風性と、衣服内にこもった汗の水蒸気を素早く放出する優れた透湿性を併せ持つ素材です。衣服内の暖かな空気を逃さず、内側をドライに保つことができるため、高い保温効果をもたらします。 ※ウィンドストッパー®はジャパンゴアテックス株式会社の登録商標です。
ストーブ
炊事などに使われる火器のこと。コンロ.バーナーともいう。燃料は使い切りのカートリッジタイプ.詰め替え式のボトルタイプがある。前者はガスを燃料とし、後者はホワイトガソリンやアルコールなどを燃料とする。
ストック
歩行補助用の杖。トレッキングポールともいう。ひざや腰の負担を軽減し、推進力をつけ、バランスをとるのに役立つ。両手にストックを持って歩くことをダブルストックという。ストックを突いた穴が登山道を荒らすこともある。
コンパス
方位磁石のこと。コンパスの針は真北ではなく磁北を指す。
素泊まり
山小屋などの利用形態のひとつで、食事がつかない宿泊のこと。布団などの寝具がつかない素泊まりもある。
光電子®
特殊セラミックスの働きで、体が発する遠赤外線のエネルギーを利用して体の芯まで温めるハイテク繊維。様々な素材にミックスして使用することで、効果的な保温効果を発揮します。また、汗など水分の蒸散性、速乾性を向上させる機能もあります。
小槍(こやり)
北アルプスの槍ヶ岳にある岩峰。山の歌「アルプス一万尺」の歌詞、「アルプス一万尺、小槍の上で」のフレーズで知られている。登るには高度な登攀技術が必要。
光電子®ダウン
遠赤外線効果による体の心から暖かい保温持続性を付加しロフト感に優れる天然ダウン使用で軽量でコンパクト。光電子®ファイバーに含まれる特殊セラミックスの遠赤外線効果により、身体の心から温かい保温性と持続性を発揮。水分子を細かくする輻射エネルギーの働きによる優れた速乾性をもつ。
スパッツ
靴内部への雪や砂利などの侵入を防ぐための用具。靴全体をおおうタイプや、足首部分をおおうタイプがある。ゲイターともいう。
スノーシュー
雪上を歩くための道具で、スノーラケットともいわれる西洋式「かんじき」のこと。雪面に接する面積を大きくして浮力を得ることで、深い雪でも潜りにくくなり歩きやすくなる。雪山用のトレッキングブーツやスノーブーツに装着する。

このページのTOPへもどる

アウトドアグッズ

アウトドアファッション

アウトドア用語大辞典

はじめてのトレッキング